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日本のプロレタリア文学の代表的な作家である、小林多喜二の18作品を掲載しています!
もっとも有名な作品である蟹工船では、労働者がいかに劣悪な環境で資本主義の犠牲となり、搾取されているかをリアルに描きました。
しかし、小林多喜二の作品は当時の公安の目に留まり、要注意人物としてマークされた挙句、最後は逮捕、拷問の末に息を引き取りました。
本書では一部挿絵も掲載されています。
蟹工船以外の彼の代表的な作品も一通り楽しんでいただくことができます。
※同一の作品でも、新旧の仮名遣いやルビのあるなしごとに一作品として紹介しています。
目次
一九二八年三月十五日
争われない事実
争われない事実
防雪林
父帰る
独房
不在地主
母たち
人を殺す犬
北海道の「俊寛」
蟹工船
疵
工場細胞
級長の願い
級長の願い
テガミ
党生活者
雪の夜
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